次回の放送は2018年428日(土)1630分からだよ!みてね♪

桜が丘病院

桜が丘病院は、昭和35年に開設の50年の歴史を持つ 精神科病院です。
熊本市中心部(熊本市街から車で10分)の高台に位置し、
熊本城や阿蘇の山並みを一望することができる、療養に適した環境です。

「入院治療」の充実

3つの機能分化シフト

  1. 外来治療から入院治療へ
  2. 慢性期治療から急性期治療へ
  3. 混合病棟から専用病棟化へ

当院が、入院を必要とする患者さんの医療を専門に担当し、 病状が回復・安定している時は、地域のかかりつけの先生と 役割を交代する。このように、かかりつけ医の先生と当院とが協力して治療にあたることで、密度の高い「チーム医療」が得られ、患者さんにとっても退院後のアフターケアを含め、バランスの良い治療体型を創り上げることができると考えています。

オーダーメイド治療

各分野のスタッフがそれぞれの立場から、患者さんお一人お一人の情報を共有し、治療プログラムを綿密に計画しています。「充実した医療チームの取り組み」は、患者さんに信頼感や安心感を与えると共に、早期の家庭復帰・社会復帰を可能にします。

うつ病治療への特化

うつ病患者さんに対し、総合的な入院治療、また復職支援ができるよう取り組んでおります。

  1. うつ病専用病棟(精神科急性期治療病棟)の開設
  2. 修正型電気けいれん療法の導入(m-ECT)
  3. 高齢のうつ病患者さんに向けての治療プログラムの開始
  4. うつ病で休職された方への復職支援デイケア

うつ病は、「脳内のバランス」がくずれておきる病気です。

誰でも「ゆううつだ」「落ちこんでいる」という経験を持ったことがあるでしょう。そういった気分の落ち込みは、何かしら良いことがあったり、時間がたてば元の状態に戻っていくことが普通です。しかしながら、うつ病は、そういった気分の落ち込みとは異なり、脳内の神経伝達物質の働きが低下して「こころ」と「からだ」の元気がなくなります。

こころの症状(=精神症状)
「気分が重く沈みこむ」「何をやっても楽しくない」
「生きていても辛いだけ」など

からだの症状(=身体症状)
「食欲がない」「疲れやすい」「よく眠れない」など

統合失調症は、治療可能な 「脳の病気」です。

統合失調症は、脳のはたらきが不調となり、自分の感覚をきちんと感じたり、自分の考えを頭の中で まとめたりすることが難しくなる病気です。およそ100人に1人がかかると言われており、決して特別な病気ではありません。

しかし、なかなか病気だということが分からなかったり、「精神科にかかるのは恥ずかしい」などと治療を受けないまま放置している方が多かったりすることも事実です。社会においてまだまだ病気としての認知が低いので、「本人の心がけが悪い」や「しつけや家庭環境に原因がある」と自分や他人を責める人がいますが、大きな誤解です。統合失調症は医学的に根拠のある「病気」で、薬物療法など、早期の治療が必要になってきます。

認知症は、「老化現象」が進んだものではありません。

認知症では、いったん正常に発達した知能が、低下をきたす点が特徴です。一般的には「物忘れ」からはじまります。しかしながら、単に老化現象が進んだものではなく、脳の構造そのものに何らかの変化が生じておこる病気(脳器質性疾患)であると考えられています。そのため、お薬によって認知症そのものを治したり、全ての症状を改善することは難しいといえます。
しかしながら、患者さん本人の心を良く理解し、適切な環境調整や介護により不安やストレスを取り除いてあげれば精神症状や行動の異常が減ったり消失したりすることができます。
そのため、当院では患者さんの日常の介護やケアを大事にし、残存能力を引き出すリハビリテーションに力を入れております。 また、患者さんを介護する側(ご家族、病院や施設の職員など)の「こころの健康問題」についても、力を入れていきたいと考えております。

うつ病という 「渦」 から抜け出しましょう。

うつ病の症状の変化は、「渦」をイメージすると分かりやすいかもしれません。うつ病は、放っておけば、渦に巻き込まれるように徐々に悪化していきます。逆に、早期に治療をはじめれば、徐々に渦から抜け出すことができます。

うつ病は波がありながら、ゆっくり回復していく病気です。 「良くなった」 「悪くなった」と一喜一憂せず、 じっくりと構えることが大切です。また周囲も、患者さんのペースにあわせ、回復を急がせないよう、 ゆっくりと病気とつきあえるようにお手伝いし、「渦」から抜け出しましょう。

治療の3つの要素

  1. 「からだ」の治療:生物学的治療の実施
    うつ病は、脳を休め、バランスを整えていくことが必要です。そのため、適切な薬物療法や修正型電気けいれん療法によって、脳内のバランスを整えていくことが必要です。また、入院プログラムは、ご本人の自然治癒力を最大限引き出すことを目的とし、充分な休養(睡眠)・栄養のある食事・適切な心身への刺激が保たれるよう計画されています。注)修正型電気けいれん療法とは・・・薬が効かない・自殺の危険性が高い患者さんに対し、頭部に電気を流し「けいれん」を起こす治療法です。当院では、常勤の麻酔科医(坂元 正克)が勤務しており、苦痛の少ない治療が行えています。
  2. 「こころ」の治療:精神的安定をはかる
    こころの病気の治療では、不安や悩みを、ひとりで抱えこまないことが大切です。そのため、医療者との対話が治療の中で重視されています。当院では、様々な専門職が患者さんに関わります。一緒に、解決法をみつけていきましょう。また、同じ病気の患者さんが集まり、皆で病気の勉強会に参加するなどして、病気の治し方、再発予防を学んでいきます。
  3. 「環境」の治療:生活上の問題解決
    うつ病は心身の治療だけでなく、患者さんの生活環境を整え、ストレスを減らしたり、ストレスの対処法を学んでいったりする必要があります。当院では、患者さんご本人の生活力を取り戻すリハビリテーションに力を入れると共に、生活サポートの一環として、退院後の生活相談、復職支援、またご家族対象の病気の勉強会など、様々な取り組みに力を入れております。

復職支援 リワーク・リハビリテーション・センター(RRC)

うつ病専門の復職支援デイケアです。うつ病でお仕事を休まれている方へ、職場復帰のためのリハビリテーションを行います。RRCは、桜が丘病院以外のクリニックや病院に通院されながらでも、ご利用可能です。まずは、主治医の先生にご相談ください。

また、対象となるご本人はもちろんのこと、お勤め先の企業、ご家族の相談もお受けしています。

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