次回の放送は2018年1027日(土)1630分からだよ!みてね♪

熊本循環器科病院

循環器内科 副院長
本田俊弘 医師
日本循環器学会 (専門医)
日本不整脈心電学会 (専門医)
日本内科学会 (認定医)
「植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療」研修後
医学博士

平成28年4月より、熊本循環器科病院へ着任いたしました。
熊本大学医学部を卒業し、いつの間にか35年以上を経てしまいました。その間、大部分の時間を循環器内科医として,主に済生会熊本病院にて過ごしてきました。
この35年の間に、循環器内科領域では、心疾患の内容, 病気の種類などもずいぶん変化してきました。さらにおどろくのは、心臓病の病態把握の手段や知識, さらに薬物療法, 非薬物療法がめざましく進歩し医療のレベルがとんでもないくらい進歩した事です。薬物も、どんどん発展しました。カテーテル治療も道具, 手技などが向上し、例えば入院後亡くなる事の多かった急性心筋梗塞の患者さんも現在では、多くの場合ほとんど心機能低下なしに治療でき短期間で退院されます。
さらにその後の薬物治療で再発や,その他の部位の動脈硬化を予防できるようになりました。難治性であった不整脈も、カテーテル治療で根治することもできる様になりました。今では脳梗塞の原因である不整脈; 心房細動のカテーテル治療が話題です。
さらにペースメーカー,植え込み型除細動器(ICD,CRT-D)などで患者さんの経過が随分良くなってきています。冠動脈バイパスや大動脈瘤などの手術も進歩しましたが、さらに現在では動脈硬化の原因を除外する事で、ますます健康寿命を長く伸ばす事も可能です。
私はこの35年間の、様々な知識, 経験を生かしながら、ここ熊本循環器科病院にて、医師, 看護師, その他のスタッフと共に、患者さんの為に頑張っていきたいと考えております。

不整脈も根治可能に

さまざまな不整脈もカテーテル治療で根治可能になってきています。
心房細動は、中高年に多く出現する不整脈です。突然死(急死)をもたらすような不整脈ではありませんが、心房細動が起こると、心臓内に血の塊(血栓)が形成され、それが原因で重症の脳梗塞を起こしてしまいます。それを、カテーテルアブレーションで心房細動を根治することができれば、脳梗塞の危険性を恐れながら予防薬を内服し続ける必要もなく、その煩わしさから解放されることになります。「心臓病かな」と心配な人や、身近に心臓病の人がいる人は、気軽にご相談ください。
「今、何をすればいいのか?」「心配なく、放置してもいいのか?」「運動はどうか?」など、病態に応じて、説明や可能な検査を行います。薬物治療が必要であれば、その理由の説明を行い、内服開始をお勧めします。まずはご相談ください。

最新の医療機器

①128Sliceの高機能CT
被ばく低減ソフトを搭載した最新モデルを導入。
負担を軽く、一度に広範囲を精細に撮影できます。

②最新の超音波画像診断装置
より精細に、より正確に超音波検査ができる最新装置を導入。
血管構造まで鮮明に抽出できます。

当院には、糖尿病専門医が3名います。左から

宮田高雄 医師
熊本大学医学部出身
日本糖尿病学会(専門医)
日本内科学会(認定内科医)
日本循環器学会
医学博士

西田佳子 医師
熊本大学医学部出身
日本糖尿病学会(専門医)
日本内科学会(総合内科専門医、認定内科医)
日本体育協会公認スポーツドクター
日本医師会認定健康スポーツ医
日本内分泌学会
日本甲状腺学会

本吉貞俊 医師
熊本大学医学部出身
日本糖尿病学会(専門医)
日本内科学会(認定内科医)
日本内分泌学会(評議員)
医学博士

糖尿病かな?

健康診断の空腹時血糖値が「異常なし」でも・・・ こんな症状ありませんか?

のどが渇く(口渇)水分の摂取量が増える(多飲)
トイレが近い(頻尿)尿の量が増える(多尿)
すぐにお腹がすく
疲れやすくなる
体重が減少する

糖尿病になってしまったら

糖尿病の患者の数は未だ増加中。その理由は高齢化の問題だけでなく、生活環境の変化も影響しています。
2型糖尿病は加齢とともに発症しやすい病気ですが、最近は生活が便利になり、運動量が減ったことにより、若者の糖尿病も増加しています。男女とも働き盛りの40~49歳の人たちが、治療を受けずに放置している割合が一番高いのも問題です。
健康診断では見逃されがちな隠れ糖尿病も多いので、誰もが油断は禁物です。
また、甘いもの好きが糖尿病になりやすいと思っている人も多いですが、糖尿病の大半を占める2型糖尿病は、糖尿病になりやすい体質をもっている人に運動不足や生活習慣の悪化が加わり発症します。
糖尿病の治療は日々進歩し、現在内服薬は7種類あります。自分に合ったものを組み合わせて使えばかなり効果的。
そのため、病態や原因を詳しく分析・把握する専門知識が必要です。
専門医への相談が正しい治療への近道です。当院には男女3人の専門医が勤務。糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の治療、生活習慣改善の指導を行っています。

糖尿病患者さまの会「熊循御幸会」

当院では「熊循御幸会」という通院中の糖尿病患者さまと医師や糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師、薬剤師、栄養士等のスタッフが連携して治療や予防に関する知識を増やす場として、患者の会があります。
同じ病気を持つ方々や、スタッフとも親睦を深めることで、さらに情報交換や支え合いも生まれ、病気と上手に付き合っていくことにつながっています。

活動内容

  • 年2~3回の勉強会&茶話会
  • ウォークラリー
  • 料理講習会 等

消化器内科・内科 副院長
田平洋一 医師
熊本大学医学部出身
医学博士
日本外科学会(認定登録医)
日本消化器外科学会(認定登録医・指導医)
日本医師会認定産業医

熱中症について

これからの季節、注意したいのが「熱中症」です。最近では行政が「熱中症指数」で注意喚起を行っています。熱中症というのは、高温多湿の中に長くいることで体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整をできなくなることで、体内に熱がたまり、機能障害が起こる状態をいいます。
具体的には、大量の発汗、筋肉痛、ひどくなると吐き気や頭痛、倦怠感などの症状が現れます。熱中症になった場合は、まず涼しい場所を確保し、衣服を脱がせて身体を冷やします。そして、水分・塩分を補給しましょう。ドラッグストアなどにある「経口補水液」は糖分も少なめなので糖尿病等の持病をお持ちの方にも安心です。軽度の場合はこのような対処ですが、頭痛・吐き気・倦怠感・集中力や判断力の低下が見られる場合は、医療機関での診察が必要です。意識障害などが見られたり、臓器への障害が出た場合は重度となり、熱射病と診断され、病院での治療が必要とされますので、早い段階で気付いてあげることが大切です。

予防方法は?

熱中症には「水分・塩分の補給」と「暑さを避けること」が大切です。水分・塩分補給は、こまめに心がけてください。ご高齢の方の中には「夜中のトイレに起きたくない」という理由で、寝る前に水分を取らないという方がいらっしゃいますが、お茶には電解質が入っていませんし、利尿作用があるため熱中症対策には向きません。お水と適度な塩分、例えば梅干しでもいいので、2つを上手に摂取してください。
暑さを避けるには、やはりエアコンや扇風機を使い室内の温度調整を測ってください。エアコンがもったいないと言われる方もいますが、この暑さの中に身を置くのはお薦めできません。
大人は自分で対策できますが、小さなお子様や高齢者の方には周りが気遣う必要があると思います。熱中症にならないように気をつけ、暑い夏を乗り切りましょう。

薬局長 花岡亮介 薬剤師
熊本大学薬学部修士課程卒業
熊本大学薬学部アンサンブル部顧問
熊本シティオペラ合唱団兼テノール
熊本フィルハーモニアシンガーズ副団長

お薬の飲み方についての小話

お薬の飲み方は、その昔は1日3回食後と決まったものでした。では食後に飲むわけ(理由)は何でしょうか?

ほとんどの方の答えはこれだと思われます。
「のみ薬は胃を荒らすので食後に飲む」。

さて本当の答えはといいますと、お薬の飲み忘れを少なくするためなのです。私たちが食事する1日3回、ものを口にするときにあわせてお薬を飲むようにすれば飲み忘れが少なくなるから、というのが一番の理由です。

まあ、確かに薬局で痛み止めなどを買うと、薬剤師さんから「空腹時に飲むと胃を荒らすので、食後に飲んでください」、といわれること(服薬指導といいます)が多いのでそう思われても仕方がないかもしれません。

でも、新しいお薬を開発する場合、いろんな試験(臨床治験)を行って、人体に悪影響を与えないか調べなくてはなりませんが、その時にはボランティアの方にコップ1杯の水(約180mL)で空腹時にのんでもらい、いろいろなデータを取って調べたりするのです(もちろん食後でないと作用が弱くなったり、胃を荒らすような薬は別ですが)。

さて、それでは皆さんが飲まれている薬の飲み方はどうでしょうか?1日3回食後でしょうか?現在は薬の作り方の学問である製薬学が進歩したので、1日1回のもの、1日2回のもの、食事に関係なく飲んでよいものなどいろいろあります。中には食直前でないといけないものもありますし、起床時すぐに飲んでくださいといわれるものもあると思います。飲み方が面倒くさいな、とかなんで食前とか疑問に思ったら、専門家である薬剤師さんに気兼ねなく尋ねてみて下さい。勉強家である薬剤師さんは、よろこんで説明してくれるでしょう。飲み忘れた時の飲み方まで説明してくれる薬剤師さんだとなおよいですね。そのようなかかりつけの薬剤師を一人でも探しておくことをお勧めします。 かの兼好法師もおっしゃっています。 「よき友三つあり。一つには物くるる友、二つには薬師(くすし:当時は医師+薬剤師)、三つには智慧ある友」、と。

シェフとパティシエと病院食改革のお話

入院中の楽しみといえばお食事、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
当院栄養科では、株式会社プレナス商品開発スペシャルアドバイザーの小幡洋二シェフのご指導のもと「食を創る」をコンセプトに、患者さまに喜んでいただける”熊循食”創りに取り組んでいます。

小幡シェフには食材のより良い使い方や、食材の特性をいかした調理方法、そして美しく見える盛り付けのコツなどを教えていただいています。
病院食には、さまざまな制限があります。例えば塩分制限です。1日の塩分量が6g未満、という厳しい塩分制限のある患者さまも多くいらっしゃいます。その中でも限られた量の調味料をムダなく使用し、いかに食材に味をつけるか、などのテクニックも教えていただいています。
さらにシェフには和・洋・中華などさまざまなジャンルのメニューを直伝していただいており、シェフが考案されたメニューを病院食に適した献立となるよう、栄養士がアレンジし、入院患者さまにご提供しております。

また、当院には専属パティシエが常勤しております。毎月、バースデーケーキの日を設け、お誕生日の患者さまにはバースデーケーキをご提供し、他にもクリスマスなどの行事の際にもパティシエオリジナルスイーツを提供し、患者さまには大変ご好評をいただいております。
当院で提供するスイーツは、洋菓子店のものと異なり、糖尿病などの病気をお持ちの方や、咀嚼・嚥下のうまくいかない方でも安心して召し上がっていただけるスイーツづくりに取り組んでいます。

私たち栄養科は、これからも患者さまの入院生活がより豊かなものになるよう、スタッフ一丸となって安心安全でおいしいお食事創りに取り組んでまいります。

管理栄養士 中山夕紀

 

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