熊本託麻台リハビリテーション病院

理事長・院長あいさつ

理事長・院長

平田 好文 (ひらた よしふみ)

2013年、35年の歴史を踏まえ熊本託麻台病院から“熊本託麻台リハビリテーション病院”として、新しい体制のリハビリテーション専門病院に生まれ変わりました。 病院のテーマは「生活再構築」です。
病院を「家庭」と考えて、病室には障子を組み込み、すべての病棟にリハ室を併設し、町内の公園をイメージして設計しました。廊下は近所の道路を想定して5mずつ距離が分かるようにし、130mの距離があります。デイルームはカフェテラスの間隔で広くとりました。つまり、病院は帰宅されたときの家と近所の環境を想定して作られています。 リハビリは心理的な要因、身体的要因、環境的要因の3つを克服しなければいけません。中でも“心”が最も大事です。自分の役割があってはじめて、人は家庭の中で生きていけます。病院にいる間に、家族と家庭の関係を再構築してもらいたいと思っています。
リハビリは身体の障害を取り戻すことだけではありません。「楽しく生活する」ためにリハビリを始めましょう。リハビリの“技”は、私たち個人の技術と患者さんを含めたチーム技術だと思います。「個」のリハ技術は日々、進歩しています。
病棟ではフロアマネジメントというチーム技術を磨いています。診療部・看護部・リハ部という垣根を乗り越え、各病棟を1つのチーム単位としてフロアマネジャーを中心にして、1日2回、情報共有と症例カンファレンスを毎日全員で行っています。
リハビリの“体”は地域連携体制です。18年前より脳卒中地域連携を中心として、多くの地域連携の中心となっています。現在、2025年を目前にして地域包括ケア体制と地域リハビリテーションの整備に全力を尽くしています。
わたしたちはリハビリの“心・技・体”を胸に刻んで新しい病院を始めています。新しく生まれ変わった熊本託麻台リハビリテーション病院をよろしくお願いします。

プロフィール・経歴
経歴 熊本大学医学部卒業
診療科目 脳神経外科
専門医 日本脳神経外科学会
  脳神経外科専門医
日本リハビリテーション医学会
  リハビリテーション科専門医

情報掲載をご希望の医療機関様へ

Dr.テレビたんのテレビ番組、ホームページへの情報掲載、資料請求をご希望される医療機関様は、情報掲載お申し込みのページをご覧ください。