2023年08月21日〜2023年08月27日の感染症情報
特記事項
【新型コロナウイルス感染症の発生状況について・手足口病、ヘルパンギーナに注意しましょう】
報告が多い感染症
大きな流行が発生又は継続しつつある地域
手足口病 | 菊池,有明 |
---|---|
ヘルパンギーナ | 菊池,有明 |
年齢別に多い感染症上位3つ
0歳
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (30 人)
- 感染性胃腸炎 (18 人)
- ヘルパンギーナ (15 人)
1〜4歳
- 手足口病 (105 人)
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (101 人)
- 感染性胃腸炎 (100 人)
5〜9歳
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (101 人)
- 感染性胃腸炎 (57 人)
- A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (38 人)
10〜14歳
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (94 人)
- インフルエンザ (24 人)
- 感染性胃腸炎 (13 人)
15〜19歳
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (79 人)
- インフルエンザ (11 人)
- 感染性胃腸炎 (2 人)
20歳以上
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (838 人)
- インフルエンザ (31 人)
- 感染性胃腸炎 (7 人)
県内の患者数
※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。
病名 | 増減 | (前週) 今週 | 0歳 | 1-4歳 | 5-9歳 | 10-14歳 | 15-19歳 | 20歳以上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インフルエンザ | (207) 151 | 2 | 46 | 37 | 24 | 11 | 31 | |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) | (1328) 1243 | 30 | 101 | 101 | 94 | 79 | 838 | |
RSウイルス感染症 | (71) 53 | 15 | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
咽頭結膜熱 | (12) 18 | 3 | 10 | 4 | 0 | 0 | 1 | |
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 | (41) 55 | 0 | 14 | 38 | 3 | 0 | 0 | |
感染性胃腸炎 | (181) 197 | 18 | 100 | 57 | 13 | 2 | 7 | |
水痘 | (11) 6 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | |
手足口病 | (60) 124 | 10 | 105 | 8 | 0 | 0 | 1 | |
伝染性紅斑(りんご病) | (0) 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
突発性発しん | (20) 22 | 4 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
ヘルパンギーナ | (53) 118 | 15 | 94 | 9 | 0 | 0 | 0 | |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | (2) 3 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | |
急性出血性結膜炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
流行性角結膜炎(はやり目) | (4) 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | |
細菌性髄膜炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
無菌性髄膜炎 | (1) 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |
マイコプラズマ肺炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
クラミジア肺炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
感染性胃腸炎(ロタウイルス) | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
補足
【新型コロナウイルス感染症の発生状況について・手足口病、ヘルパンギーナに注意しましょう】
◆新型コロナウイルス感染症の発生状況について
今週(第34週)の報告数は1,243件(一定点当たり15.54)で、前週(第33週)の1,328件(一定点当たり16.60)から0.94倍となり、4週連続で減少しました。
前週の全国の一定点当たりの報告数は、岐阜県が31.03で最も高く、全国平均は17.84でした。
◆手足口病、ヘルパンギーナに注意しましょう
〇今週の報告数は、手足口病が124件(一定点当たり2.48)、ヘルパンギーナが118件(一定点当たり2.36)で、前週と比較すると、手足口病が2.07倍、ヘルパンギーナが2.23倍となっています。
また、どちらの感染症も、菊池地域及び有明地域が警報レベルに達しているため注意が必要です。
主な感染経路は、飛沫・糞口による感染で、乳幼児を中心に夏季に流行します。
【感染防止対策】
〇手指衛生や咳エチケット
〇子どもが日常的に触れるおもちゃ・ドアノブ・手すり等の消毒
〇ふん便やおう吐物の適切な処理
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