2023年07月10日〜2023年07月16日の感染症情報｜感染症情報

2023年07月10日〜2023年07月16日の感染症情報

特記事項

【ＲＳウイルス感染症、ヘルパンギーナに注意しましょう】

報告が多い感染症

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
インフルエンザ
感染性胃腸炎

大きな流行が発生又は継続しつつある地域

感染性胃腸炎	菊池
手足口病	御船
ヘルパンギーナ	菊池,八代

年齢別に多い感染症上位3つ

0歳

ＲＳウイルス感染症 (41 人)
感染性胃腸炎 (28 人)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (27 人)

1〜4歳

ヘルパンギーナ (187 人)
感染性胃腸炎 (152 人)
ＲＳウイルス感染症 (145 人)

5〜9歳

インフルエンザ (188 人)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (147 人)
感染性胃腸炎 (86 人)

10〜14歳

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (177 人)
インフルエンザ (111 人)
感染性胃腸炎 (34 人)

15〜19歳

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (132 人)
インフルエンザ (35 人)
感染性胃腸炎 (13 人)

20歳以上

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (728 人)
インフルエンザ (90 人)
感染性胃腸炎 (18 人)

県内の患者数

※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。

病名	(前週) 今週	0歳	1-4歳	5-9歳	10-14歳	15-19歳	20歳以上
インフルエンザ	(442) 508	6	78	188	111	35	90
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)	(959) 1274	27	63	147	177	132	728
ＲＳウイルス感染症	(143) 191	41	145	5	0	0	0
咽頭結膜熱	(41) 17	1	11	5	0	0	0
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎	(39) 65	0	29	31	2	0	3
感染性胃腸炎	(357) 331	28	152	86	34	13	18
水痘	(8) 6	0	4	0	2	0	0
手足口病	(49) 60	8	48	4	0	0	0
伝染性紅斑（りんご病）	(0) 0	0	0	0	0	0	0
突発性発しん	(31) 21	10	11	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	(169) 236	14	187	33	2	0	0
流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）	(8) 2	0	1	1	0	0	0
急性出血性結膜炎	(1) 0	0	0	0	0	0	0
流行性角結膜炎（はやり目）	(1) 4	0	0	1	0	0	3
細菌性髄膜炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	(0) 1	0	0	0	0	0	1
マイコプラズマ肺炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
クラミジア肺炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
感染性胃腸炎（ﾛﾀｳｲﾙｽ）	(0) 0	0	0	0	0	0	0

補足

【ＲＳウイルス感染症、ヘルパンギーナに注意しましょう】

◆新型コロナウイルス感染症の発生状況について
今週（第２８週）の報告数は１,２７４件（一定点当たり１５.９３）で、前週（第２７週）の９５９件（一定点当たり１１.９９）から１.３３倍の増加となっています。
前週（第２７週）の全国の一定点当たりの報告数は、沖縄県が４１.６７で最も高く、全国平均は９.１４でした。

◆ＲＳウイルス感染症、ヘルパンギーナに注意しましょう
今週は、ＲＳウイルス感染症が１９１件（一定点当たり３.８２）、ヘルパンギーナが２３６件（一定点当たり４.７２）報告されました。
どちらも前週と比較すると、ＲＳウイルス感染症が１.３６倍、ヘルパンギーナが１.４０倍の報告数となっており、感染が拡大しています。
どちらの感染症も、主な感染経路は飛沫・接触感染であり、主に乳幼児が感染すると言われています。
今後、更なる感染拡大を防止するためにも、下記の感染対策を徹底し、感染を予防しましょう。

【感染防止対策】
〇手指衛生や咳エチケット
〇子どもが日常的に触れるおもちゃ・ドアノブ・手すり等の消毒
〇感染者との密接な接触を避ける