2023年06月19日〜2023年06月25日の感染症情報｜感染症情報

2023年06月19日〜2023年06月25日の感染症情報

特記事項

【性感染症の感染が拡大しています】

報告が多い感染症

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
感染性胃腸炎
インフルエンザ

大きな流行が発生又は継続しつつある地域

感染性胃腸炎	菊池
ヘルパンギーナ	菊池

年齢別に多い感染症上位3つ

0歳

感染性胃腸炎 (25 人)
ＲＳウイルス感染症 (22 人)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (14 人)

1〜4歳

感染性胃腸炎 (180 人)
ヘルパンギーナ (82 人)
ＲＳウイルス感染症 (74 人)

5〜9歳

感染性胃腸炎 (124 人)
インフルエンザ (68 人)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (44 人)

10〜14歳

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (88 人)
感染性胃腸炎 (36 人)
インフルエンザ (32 人)

15〜19歳

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (43 人)
インフルエンザ (10 人)
感染性胃腸炎 (3 人)

20歳以上

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (478 人)
インフルエンザ (33 人)
感染性胃腸炎 (20 人)

県内の患者数

※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。

病名	(前週) 今週	0歳	1-4歳	5-9歳	10-14歳	15-19歳	20歳以上
インフルエンザ	(137) 188	2	43	68	32	10	33
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)	(510) 700	14	33	44	88	43	478
ＲＳウイルス感染症	(106) 98	22	74	2	0	0	0
咽頭結膜熱	(21) 23	4	16	2	0	1	0
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎	(50) 63	0	14	37	11	1	0
感染性胃腸炎	(467) 388	25	180	124	36	3	20
水痘	(1) 0	0	0	0	0	0	0
手足口病	(23) 23	0	19	4	0	0	0
伝染性紅斑（りんご病）	(1) 0	0	0	0	0	0	0
突発性発しん	(31) 19	3	16	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	(121) 104	10	82	11	1	0	0
流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）	(2) 5	0	5	0	0	0	0
急性出血性結膜炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
流行性角結膜炎（はやり目）	(1) 6	0	0	0	0	0	6
細菌性髄膜炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
無菌性髄膜炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
クラミジア肺炎	(0) 0	0	0	0	0	0	0
感染性胃腸炎（ﾛﾀｳｲﾙｽ）	(0) 0	0	0	0	0	0	0

補足

【性感染症の感染が拡大しています】

◆新型コロナウイルス感染症の発生状況について
今週（第２５週）の報告数は７００件（一定点当たり８.７５）で、前週（第２４週）の５１０件（一定点当たり６.３８）から１.３７倍増加しました。
先週（第２４週）の全国の一定点当たりの報告数は、沖縄県が２８.７４で最も高く、全国平均は５.６でした。

◆性感染症の感染が拡大しています
今週、県内では梅毒は６件報告されており、今年の累計報告数は１１５件となりました。
過去最多の報告数だった昨年と比較すると１.３４倍のペースで増加しており、県内での感染が拡大しています。
また、ＨＩＶ・エイズの新規報告数は、全国では平成２８年以降減少傾向にありますが、熊本県では令和２年から増加しています。
さらに、本県では、いわゆる「いきなりエイズ」（エイズ発症後にHIV感染が分かること）の割合が非常に高くなっており、早期発見・早期治療が重要です。

【感染予防対策】
・不特定多数との性的接触を控える。
・コンドームを適切に使用する。
・心当たりがある場合などは保健所や医療機関で早めに検査を受けましょう。
また、気になる症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。