感染症情報

2023年05月22日〜2023年05月28日の感染症情報

特記事項
【麻しん(はしか)の報告が増えています】

報告が多い感染症

  • 感染性胃腸炎
  • インフルエンザ
  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

大きな流行が発生又は継続しつつある地域

感染性胃腸炎 菊池
ヘルパンギーナ 菊池

年齢別に多い感染症上位3つ

0歳

  1. 感染性胃腸炎 (32 人)
  2. ヘルパンギーナ (8 人)
  3. 咽頭結膜熱 (8 人)

1〜4歳

  1. 感染性胃腸炎 (162 人)
  2. ヘルパンギーナ (75 人)
  3. インフルエンザ (28 人)

5〜9歳

  1. 感染性胃腸炎 (103 人)
  2. インフルエンザ (78 人)
  3. A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (29 人)

10〜14歳

  1. インフルエンザ (48 人)
  2. 感染性胃腸炎 (32 人)
  3. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (26 人)

15〜19歳

  1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (15 人)
  2. インフルエンザ (10 人)
  3. 感染性胃腸炎 (4 人)

20歳以上

  1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (119 人)
  2. インフルエンザ (22 人)
  3. 感染性胃腸炎 (22 人)

県内の患者数

※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。

病名増減(前週) 今週0歳1-4歳5-9歳10-14歳15-19歳20歳以上
インフルエンザ (241) 18712878481022
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) (182) 19035222615119
RSウイルス感染症 (28) 278190000
咽頭結膜熱 (22) 248142000
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (33) 5202129200
感染性胃腸炎 (374) 3553216210332422
水痘 (3) 7043000
手足口病 (14) 141130000
伝染性紅斑(りんご病) (0) 0000000
突発性発しん (42) 297220000
ヘルパンギーナ (89) 10087516100
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) (3) 120102000
急性出血性結膜炎 (0) 0000000
流行性角結膜炎(はやり目) (3) 0000000
細菌性髄膜炎 (0) 1000001
無菌性髄膜炎 (0) 0000000
マイコプラズマ肺炎 (0) 0000000
クラミジア肺炎 (0) 0000000
感染性胃腸炎(ロタウイルス) (0) 0000000

補足

【新型コロナウイルス感染症の発生状況について・麻しん(はしか)の報告が増えています】

●新型コロナウイルス感染症の発生状況について
今週の報告数は185件(一定点当たり2.34)で、先週(第20週)の182件
(一定点当たり2.30)から1.02倍の増加で緩やかな増加傾向が続いています。
 先週の全国の一定点当たりの報告数は、沖縄県が10.8で最も多く、全国平均は3.56で先々週(第19週)に比べ1.35倍の増加でした。

●麻しん(はしか)の報告が増えています
4月以降、麻しん(はしか)の報告数が増加しており、先週までに全国で12件報告されています。
 熊本県では、令和2年以降、感染は報告されていませんが、海外の多くの国で患者数が増加しており、海外からの人の往来も増えたことから、国内でも今後、広域的な感染拡大が懸念されています。
【麻しん(はしか)とは】
麻しんは、麻しんウイルスが感染して起こる感染症で、発熱や発疹等が主な症状です。
 麻しんウイルスの感染力は非常に強く、空気感染等で人から人に感染するため注意が必要です。
【感染予防対策】
 麻しんの感染予防法として最も有効な手段は予防接種です。
 お子さまの定期接種(2回:1歳と小学校入学前1年間)を母子手帳で確認し、早めの予防接種を検討しましょう。