次回の放送は2022年1224日(土)1530分からだよ!みてね♪

感染症情報

2022年10月10日〜2022年10月16日の感染症情報

特記事項
【レジオネラ症に注意しましょう!!】

報告が多い感染症

  • 感染性胃腸炎
  • 手足口病
  • RSウイルス感染症

大きな流行が発生又は継続しつつある地域

手足口病 菊池

年齢別に多い感染症上位3つ

0歳

  1. 感染性胃腸炎 (16 人)
  2. 突発性発しん (14 人)
  3. 手足口病 (10 人)

1〜4歳

  1. 手足口病 (65 人)
  2. 感染性胃腸炎 (56 人)
  3. RSウイルス感染症 (25 人)

5〜9歳

  1. 感染性胃腸炎 (39 人)
  2. A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (9 人)
  3. ヘルパンギーナ (5 人)

10〜14歳

  1. 感染性胃腸炎 (16 人)
  2. A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (1 人)
  3. 感染の報告はありません

15〜19歳

  1. 感染性胃腸炎 (1 人)
  2. 感染の報告はありません
  3. 感染の報告はありません

20歳以上

  1. 感染性胃腸炎 (10 人)
  2. 流行性角結膜炎(はやり目) (2 人)
  3. A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (1 人)

県内の患者数

※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。

病名増減(前週) 今週0歳1-4歳5-9歳10-14歳15-19歳20歳以上
インフルエンザ (0) 0000000
RSウイルス感染症 (33) 349250000
咽頭結膜熱 (0) 4031000
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (17) 22479101
感染性胃腸炎 (186) 13816563916110
水痘 (3) 3030000
手足口病 (74) 7710652000
伝染性紅斑(りんご病) (0) 1100000
突発性発しん (22) 2814140000
ヘルパンギーナ (28) 171115000
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) (0) 0000000
急性出血性結膜炎 (0) 0000000
流行性角結膜炎(はやり目) (2) 2000002
細菌性髄膜炎 (0) 0000000
無菌性髄膜炎 (2) 0000000
マイコプラズマ肺炎 (0) 0000000
クラミジア肺炎 (0) 0000000
感染性胃腸炎(ロタウイルス) (0) 1100000

補足

【レジオネラ症に注意しましょう!!】

 今週はレジオネラ症の報告が2件(今年累計:33件)ありました。
昨年同週の報告数は0件(昨年同期累計:35件)でした。
近年の発生数は多く、2022年は第1~41週累計報告数も過去3番目の多さとなりました。
全国では7月、9月や10月に多いですが、近年の発生数は増加傾向にありますので、今後も注意が必要です。
症状などからレジオネラ症かもしれないと思った場合には、早めに医療機関を受診し、治療につなげましょう。

【レジオネラ症について】(参考:厚生労働省及び国立感染症研究所ホームページ)
・レジオネラ症とは?
 自然界(河川、湖水、温泉や土壌など)に生息しているレジオネラ属菌による細菌感染症です。
ヒトからヒトへ感染することはありません。
・症状は?
 感染してから症状が出るまでの期間は、2~10日です。
主な病型としては、重症のレジオネラ肺炎と軽症のポンティアック熱が知られています。
 レジオネラ肺炎は、全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、咳や38℃以上の高熱、
寒気、胸痛、呼吸困難が見られるようになります。
まれですが、心筋炎などの肺以外の症状が起こることもあります。
また、意識レベルの低下、幻覚、手足が震えるなどの中枢神経系の症状や、下痢がみられるのも
レジオネラ肺炎の特徴とされています。
軽症例もあるものの、適切な治療がなされなかった場合には急速に症状が進行することがあり、
命にかかわることもあります。
 これに対し、ポンティアック熱は、突然の発熱、悪寒、筋肉痛などの症状がみられますが、
またそれらは一過性のもので、自然に治癒します。
・治療は?
 マクロライド系、ニューキノロン系やリファンピシン等の抗菌薬で治療することができます。
早期診断、早期治療が重要です。
・リスクが高い方は?
 高齢者や新生児は肺炎を起こす危険性が通常より高いので、注意が必要です。
 また、大酒家、喫煙者、透析患者、移植患者や免疫機能が低下している人は、レジオネラ肺炎のリスクが高いとされています。
・予防方法とは?
 レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(細かい霧やしぶき)の吸入、温泉浴槽内や河川で溺れた際に
汚染された水を吸引・誤嚥、汚染された腐葉土の粉じんを吸い込んだことによる感染事例が
報告されていますので、
・加湿器の水は毎日交換し,容器を洗浄しましょう。
・循環式浴槽は定期的に洗浄を行いましょう。
・土いじりや農作業、高圧洗浄などの作業を行う際は,マスクを着用する
 などの対策を取りましょう。