2022年09月05日〜2022年09月11日の感染症情報
特記事項
【9月24日から9月30日は結核予防週間です!】
報告が多い感染症
大きな流行が発生又は継続しつつある地域
手足口病 | 菊池 |
---|
年齢別に多い感染症上位3つ
0歳
- 感染性胃腸炎 (15 人)
- 手足口病 (9 人)
- RSウイルス感染症 (8 人)
1〜4歳
- 感染性胃腸炎 (81 人)
- 手足口病 (70 人)
- RSウイルス感染症 (28 人)
5〜9歳
- 感染性胃腸炎 (34 人)
- 手足口病 (8 人)
- ヘルパンギーナ (3 人)
10〜14歳
- 感染性胃腸炎 (17 人)
- 流行性角結膜炎(はやり目) (1 人)
- 感染の報告はありません
15〜19歳
- 感染性胃腸炎 (5 人)
- 感染の報告はありません
- 感染の報告はありません
20歳以上
- 感染性胃腸炎 (7 人)
- 流行性角結膜炎(はやり目) (3 人)
- インフルエンザ (2 人)
県内の患者数
※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。
病名 | 増減 | (前週) 今週 | 0歳 | 1-4歳 | 5-9歳 | 10-14歳 | 15-19歳 | 20歳以上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インフルエンザ | (0) 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | |
RSウイルス感染症 | (14) 36 | 8 | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
咽頭結膜熱 | (1) 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 | (3) 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
感染性胃腸炎 | (167) 159 | 15 | 81 | 34 | 17 | 5 | 7 | |
水痘 | (1) 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
手足口病 | (64) 87 | 9 | 70 | 8 | 0 | 0 | 0 | |
伝染性紅斑(りんご病) | (1) 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
突発性発しん | (25) 21 | 6 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
ヘルパンギーナ | (21) 20 | 2 | 15 | 3 | 0 | 0 | 0 | |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
急性出血性結膜炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
流行性角結膜炎(はやり目) | (3) 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | |
細菌性髄膜炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
無菌性髄膜炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
マイコプラズマ肺炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
クラミジア肺炎 | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
感染性胃腸炎(ロタウイルス) | (0) 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
補足
【9月24日から9月30日は結核予防週間です!】
2021年の全国の結核罹患率(人口10万対)が9.2となり、初めて「低まん延国」となりました。
しかし、今でも年間1万人以上の新しい患者が発生し、2千人近くが亡くなっています。
県内でも結核患者数は年々減少傾向にありますが、2021年は新たに126人の発生が報告されています。
(参考:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000175095_00007.html)
【結核とは】
・結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。
肺結核患者の咳やくしゃみとともに飛び散った結核菌が空気中をただよい、それを吸い込むことで感染します。
感染した人すべてが発病するわけではありませんが、結核にかかっていることに気づかずに治療が遅れると、病状を悪化させてしまうだけではなく、知らないうちに周りに感染させることもあります。
・症状は、2週間以上続く咳やたんがでる、からだがだるい、微熱が続く、体重が減る、食欲がない等です。
・結核患者の7割以上を高齢者が占めていますが、若い世代でも結核患者は発生しています。
また、外国生まれの患者の割合も増加傾向にあります。
【早期発見・早期受診が大切です】
・症状が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
・自覚症状がないこともありますので、市町村や職場で実施している健康診断(胸部X線検査)を積極的に受けましょう。