次回の放送は2019年727日(土)1630分からだよ!みてね♪

感染症情報

2019年05月06日〜2019年05月12日の感染症情報

特記事項
【百日咳に注意しましょう】

報告が多い感染症

  • 感染性胃腸炎
  • A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎
  • 突発性発しん

大きな流行が発生又は継続しつつある地域

手足口病 菊池

年齢別に多い感染症上位3つ

0歳

  1. 感染性胃腸炎 (25 人)
  2. 突発性発しん (18 人)
  3. 手足口病 (11 人)

1〜4歳

  1. 感染性胃腸炎 (117 人)
  2. 手足口病 (36 人)
  3. 突発性発しん (36 人)

5〜9歳

  1. 感染性胃腸炎 (68 人)
  2. A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (45 人)
  3. 伝染性紅斑(りんご病) (7 人)

10〜14歳

  1. 感染性胃腸炎 (35 人)
  2. インフルエンザ (9 人)
  3. A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (9 人)

15〜19歳

  1. 感染性胃腸炎 (7 人)
  2. インフルエンザ (2 人)
  3. 流行性角結膜炎(はやり目) (2 人)

20歳以上

  1. 感染性胃腸炎 (25 人)
  2. 流行性角結膜炎(はやり目) (23 人)
  3. インフルエンザ (4 人)

県内の患者数

※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。

病名増減(前週) 今週0歳1-4歳5-9歳10-14歳15-19歳20歳以上
インフルエンザ (41) 24126924
RSウイルス感染症 (5) 8431000
咽頭結膜熱 (11) 325233001
A群溶血性レンサ球菌 咽頭炎 (24) 8112045924
感染性胃腸炎 (180) 277251176835725
水痘 (12) 15167100
手足口病 (50) 5111364000
伝染性紅斑(りんご病) (9) 17087002
突発性発しん (23) 5418360000
ヘルパンギーナ (9) 193131200
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) (2) 0000000
急性出血性結膜炎 (0) 0000000
流行性角結膜炎(はやり目) (1) 280102223
細菌性髄膜炎 (0) 0000000
無菌性髄膜炎 (0) 0000000
マイコプラズマ肺炎 (0) 0000000
クラミジア肺炎 (0) 0000000
感染性胃腸炎(ロタウイルス) (10) 6060000

補足

【百日咳に注意しましょう】

 今週は、百日咳の報告が9件ありました。百日咳の報告は、平成30年(2018年)1月から定点報告から全数報告になり、百日咳を診断した医療機関は、全例、県に報告することになっています(成人を含む患者の発生動向を把握するため)。
 熊本県では、今年の百日咳の報告数は86件で、幅広い年代から報告があっています。特に、5歳から19歳の報告が非常に多くなっており、家族内感染や保育所・幼稚園及び学校等での感染が考えられます。
 また、全国における報告数は、5,337件であり、前年同時期(1,249件)の約4倍と増加しており、今後も注意が必要です。

 百日咳の原因となる病原体は、百日咳菌です。名前のとおり激しい咳をともなう病気で、1歳以下の乳児、とくに生後6ヵ月以下の子どもでは亡くなってしまうこともあります。  主に気道の分泌物によって感染し(飛沫感染)、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が致命的となることがあります。
 また、ワクチン既接種の小児や成人では典型的な症状がみられず、持続する咳がみられることも多いと言われています。なお、潜伏期間は、通常5日~10日(最大3週間程度)です。
 百日咳の治療には、抗生物質を使用します。医師や薬剤師等の指示に従って適切に治療しましょう。
 百日咳の予防には、ワクチン(DPT-IPV、DPT等)接種が有効です。 ワクチン接種により、百日咳の罹患リスクを80~85%程度減らすことが出来ると報告されています。 (厚生労働省ホームページより)
 その他の予防方法としては、咳エチケットや手洗い(20秒以上かけた丁寧な手洗い)が重要です。
   咳エチケット
     ①咳やくしゃみを他の人に向けて発しない。
     ②咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをする。
     ③手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時は、すぐに手を洗う。