Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
30日(土)午後4時から放送の、番組Drテレビたんのロケで、
熊本赤十字病院に来ています。
熊本赤十字病院では新たにリウマチや膠原病に対する治療も始まっています。
診療にあたるリウマチ膠原病内科の押川先生に症状について話を伺いました。
膠原病というのはひとつの病気を指す言葉ではなくて、
様々な臓器が障害される自己免疫疾患のことをまとめて膠原病と呼んでいます。
膠原病に共通する症状として原因不明の関節痛や手のこわばり、
微熱、皮膚の発疹、倦怠感などの症状がみられることが多いとのこと。
現在、病院に通院するこちらの患者さん。
高校1年生の時に膠原病を発症しました。
サイクリングで天草1周して帰ってきて
極端な典型的な例の蝶形紅斑(赤い発疹)が顔に出て、
即診断され、即入院だったそうです。
状態が20歳ぐらいのときに良くなって、
ずっとしばらくその状態が続いていたものの、
体が大丈夫だと思って、仕事を無理していると、
腎臓や股関節などがだんだんと悪くなったそうです。
膠原病は、完治することは難しく、
症状が落ち着く 「寛解(かんかい)」の状態を維持することも大切です。
次回のブログでは膠原病の治療についてご紹介します。
放送は30日(土)ごご4時からです!
お楽しみに!