Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
AED(自動体外式除細動器)は、誰でも使えます。
学校や職場など、みなさんのまわりでも講習会が行われる機会も
増えていますよね?
写真は、医療用の除細動器 (Defibrllator) です。
心室細動や心室頻拍などの不整脈に対し、電気的な刺激を与え、
乱れを戻す医療機器です。
12月27日(土) 熊本大学医学部附属病院にて
内科救急・ICLS講習会 (JMECC) が行われましたので取材に来ました。
昼食中も講演やディスカッションをしながら、
8時間半もの間、「内科医による救急医療」の講習会が開かれました。
日本内科学会が、専門性の高い大学病院の内科医師にも
総合的な救急医療を学んで身につけてもらおうと、
参加した医師たちは、窒息時の対応や、
気管挿管中の容態変化の対応、
救急患者の呼吸や脈を確認し、
心肺蘇生や、
バイタルチェック、
血液の状態確認やレントゲン、
除細動器の使用など、
シミュレーション用のマネキンを使って、
内科救急の大切さを学んでいました。
役割を毎回変えながらその都度、良かった点や改善したほうが良い点など
ディスカッションしていました。
私は BLS (Basic Life Support / 一次救命処置)の
ヘルスケアプロバイダーを取得しています。
BLSを取得していなくてもAEDは誰でも使えます!
救急車が来るまでの間に私たちに助けられる命があることを学ぶために
取得しました。
今回の講習会では、その先。 二次救命処置のやり方などの
お話が聞けました。 熊本での年末開催も恒例となりましたが、
内科医がいかに救急医療への取り組みを行っているのかがわかりました。
熊大 小島先生をはじめ、
講習会中に取材にご協力いただきありがとうございました!