Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
8月下旬に玉名市民会館で行われた
Theたまな 食支援塾 講演の様子です!
Theたまな 食支援塾 講演の様子です!
<講演1>
つたえる つづける 地域でつなぐ食支援 ~食はみんなのもの~

公益社団法人地域医療振興協会 地域包括ケアセンターいぶき
歯科衛生士 石黒 幸枝 先生です。
滋賀からいらっしゃいました。
ショートステイを多くして在宅を支え、看取りまで考えた活動をされています。
お口のケアチームから
食支援チームになり、食支援の目的を考えるようになり、
管理栄養士が中心となった水飲みテストの練習や、
ムース(やわらか)食を導入し、食事の形態を見直されたそうです。
食支援・口腔ケア勉強会、栄養勉強会、訪問歯科診療勉強会など
住民・家、みんなで支えあう地域包括ケア。
認知症対策は、白衣を着ないこと。
白衣なしで歯科治療を行っていることなどお話されました。
口からなかなか食べようとしない認知症の利用者さんがいたそうです。
入れ歯を外してみると、
入れ歯の内側に、ごはんが残ったまま詰まっており、
入れ歯をきれいに直してあげると、口から食べだしたそうです。
元気な高齢者が活き活きと暮らせるように、裾野を広げて
早い段階で見直すことが大事。
パペットを使って、
食べること、口の働きを高める、飲み込む、口を閉じる、
歯磨き指導の一つです。
滋賀県では施設を作らず、在宅で看取れる環境づくり
「生き生きエンディングのススメ」を滋賀県で積極的に行っています。
とお話されました。
次回のブログでは、
講演2 在宅要介護高齢者にとっての食べる意味について
の様子をご紹介します!