Dr.テレビたんスタッフブログ

(9) 骨折時の応急手当!!

Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
5月10日(土) 熊本赤十字病院にて開催した
やってみよう! 災害医療 救急医療を、
写真で振り返えっています。
前腕部の骨折時の応急手当のやり方を学びます。
骨折
骨折かどうかを判断する目安として
※腫れている  
※変形がある
※皮膚の変色がある  
※触れると激しい痛みがある     などの症状があります。
副子
肘の関節から指先までを固定します。  
副子(ふくし)と呼ばれる固定するための装具が周りにない場合、
雑誌などを利用します。
雑誌
雑誌を 骨折部の外側と内側にあて (もしくは雑誌で巻く) 固定します。
雑誌
痛みを和らげたり、出血や患部の揺らぎを防ぐために、固定します。
安静のために腕を吊ります。
腕の吊り方
吊ろうとする腕の方へ三角巾の頂点がくるようにし、
骨折していない腕の方へ底辺がくるようにします。
もう一方の端を、折れている方の肩に向かって折り上げ、
折り上げ
頂点を止め結びにすることが重要です。
止め結び
止め結び
三角巾の使い方を知っていると、
風呂敷や、スカーフ、シーツなどでも応用することができますよ!!
日本赤十字社 熊本県支部では AEDの使い方や 応急手当法など
さまざまな講習を行っています。
講習会については、
096-384-2128 までお問い合わせください。
次回のブログでは、 災害時のトリアージについてご紹介します!
トリアージ
お楽しみに!