次回の放送は2018年929日(土)1630分からだよ!みてね♪

スタッフブログ

松本 龍(まつもと りゅう)のオフィシャルブログ

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(10) 子宮の日セミナー 質問Q&A!

Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。

4月6日(日) ホテル日航熊本 5F 天草で開催された、
タッチ!がん検診 × 子宮の日セミナー
 子宮についてもっと考えよ♪ ~だいじな命をまもるために~ 
で、ぶっちゃけトークで会場も盛り上がった
田畑こどもレディースクリニック 副院長の田畑先生に、
みなさんから事前に頂いた質問に答えて頂きましたので、ご紹介します。

田畑先生



Q1 30代女性

  年末くらいから生理以外の不正出血があります。

  婦人科を受診したいのですが、

  出血がない日でないと受診出来ないのでしょうか。


A1  不正出血がおさまるのを待っているといつまでたっても受診できずに、

  貧血が進み、診断が遅れる事がありますので、

  出血中でも受診されて構いません。

  またどこから出血しているかを知る事もできますので、

  早めの受診をお勧めします。

Q2  30代女性

  生理の期間が、前より短くなり血の色が濃くなってきたのは、

  年齢と関係があるのでしょうか?


A2  あります。30代後半以降になると、

   子宮内膜を厚くするホルモンの分泌が少なくなるため経血量は少なくなり、

   月経期間も短くなります。これは加齢に伴う自然なことなので、

   血の色が濃くみえるのもあまり心配する必要はありません。

Q3  30代女性

  生理の周期が気になるのと量が減ってるのが気になってます。


A3  正常の月経周期は25日から38日と定義されています。

  この範囲内での変動であれば問題ありません。量については、

  (2)の方に回答していますが、月経周期が正常範囲内で、

  基礎体温できちんと低温相と高温相に分かれていれば、

  まず排卵はあっていると考えてよいので、月経量はあまり気にする

  必要はありません。

Q4  40代女性

  子宮の老化は何歳ころから始まるのでしょうか。 

  また、老化によっておこる症状はどのようなものがあるのでしょうか。


A4  子宮の老化は、ひいては卵巣の老化ということになりますが、

  だいたい閉経年齢前の5年辺りの更年期が始まる頃と言って良いかと思います。

  何歳というはっきりとした定義はありません。

  また、起こりうる症状としてはいわゆる更年期症状と同じと考えてよいと思います。

  不定愁訴という言葉で表されるように多種多様で200から300の症状があると

  いわれています。

Q5  20代女性

 ※一生涯、性行為の経験がない女性はヒトパピローマウイルスへの感染の

 可能性はないんですか?

 ※性行為で感染する可能性があるということはヒトパピローマウイルスは

 男性の精液の中に入って
いるってことですか


A5  性交渉がないという方で、ヒトパピローマウイルス(以下HPV)の感染による

  子宮頸がんの発症があり、性交渉がなくても感染することはあるであろうと

  されています。
女性の外性器、外側の外陰部や肛門周囲などでも

  ウイルスの感染はみられます。ウイルスは必ずしも腟の奥の方にだけ

  感染するものではないということです。

  HPVは精液の中に入っている事もあり ますが、

  精液中にHPVが認められなくても、ペニスの粘膜や皮膚、

  肛門にも存在しますので膣の粘膜と直接接触することで感染する可能性は

  十分にあります。

Q6  40代女性

  定期検診は毎年1 回でいいのか?不安になります。


A6  毎年1回で十分と考えますが、不正出血や下腹痛など症状がある時は

  1年以内でも速やかに産婦人科を受診してください。

Q7  40代女性

  子宮体部に出来る子宮体がんについて。

  市政だよりに子宮体がん検診は 50 歳からとなっていますが、 

  どのような自覚症状がありましたら治療をしたらいいのか知りませんので

  お聞きしたいです。 子宮体がんが見つかった場合は、

  妊娠・出産は出来るのでしょうかよろしくお願いします。


A7  子宮体がんの症状は不正出血、下腹痛などです。

  もし子宮体がんが見つかっても、初期であれば子宮を摘出せずに済むことも

  あります。そうすればもちろん妊娠出産も可能です。

Q8  20代女性

  私は5歳と3歳の娘をもつ母親です。結婚を機に定期的に検診をしていますが、

  定期健診でまさかの子宮頚がんの疑いがありました。 

  病院で検査を受けたくても仕事の都合がつかず、

  なかなか休むことさえ出来ない環境。
社会にもっとこの病気のことを知ってもらい、

  健診の大切さ、などを知ってもらいたいです。 


A8  10年、20年前に比べればかなり子宮頸がんについての啓蒙は進んでいると

  思っておりますが、こういうご意見をお聞きするとまだまだかなと感じます。

  更なる啓蒙活動に力を注いで参りたいと存じます。

  どうしても休みがとれないと言う事ですが、土日に診療されている病院も

  ありますし、短時間で済む検査ですので、午前あるいは午後の休みを何とか

  お取りになって、是非受診されてください。

Q9  50代男性

  今回は、これまで読んだ本の内容や放送とともに、さらに
質疑応答などの

  一般意見も勉強し、友人に説明したい。


A9  ありがたいご意見です。男性も無関係とは言えない疾患ですので

  周りの方にも子宮頸がんについての情報の発信を宜しくお願い致します。

Q10  30代女性

  ◇出産後、9
か月経ちましたが生理が始まりません。

  授乳中なのも影響していると思いますが、 いつはじまるのか不安です。

  また、6
か月頃、少し出血がありましたが、 これが生理なのか分かりません。

  ◇出産後すぐ子宮がんになることもあるのでしょうか。 

  検診はいつ頃からうけるのがよいのでしょうか。


A10  産後の月経再開は基本的に断乳後となりますが、

  授乳中でも月経が再開する事もあります。産後6か月の少しの出血と

  いうことですが、不正出血ととらえ、産婦人科を受診してください。

  出産後の検診ですが、断乳して月経が再開したら検診を受ける事を

  お勧めします。また断乳まで長い場合は産後半年経過したあたりから

  検診を受けられるとよいかと思います。

Q11  30代女性

  生理が、それぞれの時にお腹の重みや痛みが違うのは、どうしてでしょうか

  子宮がんは、遺伝以外にも突然なるのでしょうか

  子宮がんになる兆候が何かあるのでしょうか?どうぞ宜しくお願い致します。


A11  同じ人間でも毎周期卵巣から分泌されるホルモンの量は異なります。

  そのためホルモンの影響を受ける子宮内膜の厚さと月経血量も異なるため、

  月経痛も毎回同じ訳ではないからです。

  また子宮頸がんは遺伝性の疾患ではありません。

Q12  30代女性

  子宮頸がんワクチン(以下ワクチン)について不安なお母さん方から

  安全性についてよく質問されます。
ワクチンでは実際の頸がんを予防できない、

  と民間療法団体の方々が宣伝されていたり。 

  実際の産婦人科での現状をお聴きしたいです。


A12  日本産婦人科学会から、平成261月の”子宮頸がんワクチンの

   接種勧奨差控えの状況について”

   http://www.jsog.or.jp/statement/pdf/20140120_statement_hpv.pdf

   という声明文が出されております。

  将来に子宮頸がん発症を予防すべき少女とその家族にワクチンによる

  恩恵が与えられるべき理由など分かりやすく示されております。

  是非ご一読ください。

Q13  40代女性

  筋腫があり、毎年検診は受けています。 

  ほとんどが23日周期でまだ子供を諦めたわけでもないので大丈夫か心配です。


A13  妊娠を希望されるのであれば、検診だけではなく、

  より詳しい検査が必要になります。

  出来るだけ早めの産婦人科受診をお勧めします。

Q14  30代女性

  私は数年前に卵巣チョコレート嚢腫摘出の腹腔鏡手術を受けました。

   しかし、取り残しがあったのか再発しています。 

  いずれまた手術しなければいけませんが、また部分切除は可能でしょうか?

   (病院は変えるつもりです)


A14  卵巣チョコレート嚢腫(卵巣子宮内膜症)は術後も再発しやすい疾患です。

   自覚症状の有無や、病巣の部位や大きさ、増大速度など、

   その他さまざまな情報のもとに手術を含め、治療方針は決定されます。

   ご質問の内容だけでは回答しかねますので、

   是非産婦人科を受診されてください。

Q15  40代男性

  男性はもとより家族全員でがん検診やも子宮がんなどについて、 

  もっと理解を深めなければならないと思います。


A15  ありがとうございます。

  男女関係なく、子宮頸がんについて知っていただきたいと思います。

Q16  20代女性

  生理痛が若い頃はなかったのに、最近少しずつでてきたこと。

    60代女性

  生理痛について

    40代女性

  生理痛がひどく、毎回不安です。


A16 月経痛について

  生理直前から前半まで、プロスタグランジンという物質が急に増えます。

  この物質は子宮の収縮を促して生理の経血を身体の外に排出する役割を

  果たします。

  この量が多すぎると収縮が強くなりキリキリとした痛みが発生します。

  血管を収縮させる作用もあるので、腰痛やだるさ、冷えがひどくなります。

  さらに胃腸の動きにも影響を与え、吐き気や下痢の原因になります。

  実は陣痛のときの痛みもこのプロスタグランジンが原因です。 

  毎月痛みが違うのは、(1)の回答と同じです。


田畑先生

田畑先生! ありがとうございました!!

KKT!医療ナビDr.テレビたん