Dr.テレビたんスタッフブログ

(7) ふれあいトーク 学生アンケート!

Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。

4月6日(日) ホテル日航熊本 5F 天草で開催された、
タッチ!がん検診 × 子宮の日セミナー
 子宮についてもっと考えよ♪ ~だいじな命をまもるために~ を
写真で振り返ります。
ふれあいトーク
第2部は、ふれあいトーク。
パネリストのみなさんをご紹介します!!
学生
県内の学生で
日本がん予防協会 子宮頸がん啓発サポーターの
土屋さん(中央) と 中村さん(右) です!
直江さん
高校生から3歳まで4児の母。
妊娠・出産・子育て情報ネットワークうみ・つきでは「産道くぐり」の
ファシリテーターを努める 直江さん!
渡邉先生
帯山中央病院 院長、麻布ミューズクリニック名誉院長、
女性医療ネットワーク理事の 渡邉先生!!
そして、
田畑先生
田畑こどもレディースクリニック 副院長 田畑先生です!!
学生アンケート
大学生の二人が友達などに、子宮頸がんに関してのアンケートを
とってきていました。
20代から30代の若い女性に急増している子宮頸がん。
若い人の意識はどうなのでしょうか?
(Q1)世界では2分間に1人、日本では1日に10人亡くなっている
  というデータを見たが本当ですか?
パネル
(A1)本当です。 世界で毎年27万人の女性が子宮頸がんで命を
   失っています。時間計算すると、2分に1人の割合になります。
   日本では毎年1万5千人が子宮頸がんを診断されています。
(Q2)ヒトパピローマウイルスにかかると誰でも子宮頸がんになるのですか?
(A2)ヒトパピローマウイルスの感染しても、多くはその人の免疫力によって
   ウイルスは体内から排除されます。
   ですが、10人に1人くらいウイルスが排除されずに感染が長期化し
   子宮頸がんに進行することがあります。
   ウイルス感染から平均で数年から10年以上かけ、子宮頸がんに
   進行するので、毎年の検診が重要だということになります。
アンケート
(Q3)コンドームで防ぐことはできないのですか?
(A3)講演で田代先生からもお話がありましたが、
   ヒトパピローマウイルスは会陰部、ペニスから肛門など
   コンドームではカバーできない広い範囲に存在します。
   手や指を解して感染することもあり、コンドームでのHPV感染予防は
   期待できません。
   ですが、他の性感染症を防いだり、避妊のためにコンドームは
   使用しましょう。
(Q4)検診には実際に誰と行くことが多いですか?
(A4)最近はパートナーと一緒に来る方も増えました。
   内診台のある診察室にまで入ろうとされますが、そこはお断りする
   くらいです。でも多いのは友達や親と一緒にですね。
   
(Q5)検診の費用はどのくらいですか?
(A5)病院によって多少異なりますが、子宮頸がん検診では5,000円前後
   と思います。
   電話で「子宮頸がん検診はいくらですか?」と病院に聞いてみてください。
   それだけ聞いて、ガチャっと電話を切ってください。
電話
子宮頸がんの検査を受けるとき、女医さんがいいと言われますが、
これも人それぞれです。気が合う女医さんもいればそうでない人もいます。
初めての検診は女医さんで、あとは自宅近くの病院を紹介してもらったり
男性でもやさしい先生はたくさんいます。
まずは検診に行くことをはじめましょう。
など、ざっくばらんに学生からのアンケートに答えていただきました!!
次回のブログでも引き続き ふれあいトーク の様子を
ご紹介します!

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