Dr.テレビたんスタッフブログ

(5) 23歳で子宮頸がん 阿南里恵さん

Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。

4月6日(日) ホテル日航熊本 5F 天草で開催された、
タッチ!がん検診 × 子宮の日セミナー
 子宮についてもっと考えよ♪ ~だいじな命をまもるために~ を
写真で振り返ります。
子宮頸がんの検診は20歳から受けます。
先進国の子宮頸がん検診の受診率は7~8割ですが、
日本は全体でも3割に満たないのが現状です。
特に20代に至っては 8%ほど。
ほとんどが受けていません。
なぜ、女性達は検診をしないのか?
「子宮頸がんのことを正しく知らないから」
「子宮頸がんを知る機会がないから」 なんです。
伝えたい
街頭でインタビューしても
若い女性達には子宮頸がんに関する知識がほとんどありません。
ワクチン接種を受けたことのある女の子ですら、
その意味を知らないまま受けていたのです。
若いうちに子宮頸がんを知っているか否かで大きく
将来が変わることがあります。
好きな人が出来て、
将来結婚して、
子供が生まれて、
そして新しい命につながっていく。
これは当たり前のことではなく、
この世に私達がいることはキセキなんです。
そんなことを考えさせられる出会いがありました。
23歳で子宮頸がんを発症した阿南里恵さん。
対談
(阿南さんの写真は
 社内勉強会と取材のためにKKTに来て頂いた時のもの)
自動車メーカー
阿南里恵さんに取材させて頂いた動画をみなさんで見ました。
阿南さんは、
23歳で子宮頸がんを発症し、手術で子宮を全摘出されました。
※母の支え
※抗がん剤により髪の毛がバサバサ抜け落ちる
※元の人生に戻りたい
※がんの再発の恐怖
※一生抱える後遺症
※好きな人が出来ても、
 いつ、どの段階で私は子供が産めないと言うのか・・・。
対談
阿南さんは
「もう私みたいな経験をしなくていいです。
 私がどんなに話しても、皆さんが検診に行かなければ
 何の価値もなと思います」。
と自身の体験をもとに啓発運動を続けられています。
今できる事・・・。
まず自分の身体をよく知ること。
子宮頸がんの存在を知り、子宮を守る方法を考えること。
性行動にはリスクが伴うことをわかっておくこと。
そして、子宮頸がんは誰もがなる可能性があること。
ぜひ、子宮頸がんのことを周りの人と話してください。
知らない人に教えてください。
村上美香アナ
女性は、ついパートナーや子供など、周りの人の健康は気になりますが、
自分のことは後回しにしがちです。
でも女性が身体を悪くしたら、
大切な人に悲しい思いをさせてしまいます。
大切な人を悲しませないでください。
自分を守ることは大切な人たちを守ること。
子宮に思いを馳せ、自分の身体を思いやり、
健康で楽しい毎日を送ってください。
とメッセージを伝え、講演は終了しました。
次回のブログでは、第2部 ふれあいトークの様子をご紹介します。
ふれあいトーク

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