Dr.テレビたんスタッフブログ

(3) 村上美香アナ 基調講演の様子

Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。

4月6日(日) ホテル日航熊本 5F 天草で開催された、
タッチ!がん検診 × 子宮の日セミナー
 子宮についてもっと考えよ♪ ~だいじな命をまもるために~ を
写真で振り返ります。
たくさんのお客さん
たくさんのお客さんに来ていただいています。
2割を超える男性の参加もとても印象的でした。
タッチ!がん検診 × 子宮の日セミナー いよいよスタートです。
まずは、KKT 村上 美香アナウンサーによる基調講演。
村上美香アナ
子宮についてもっと考えよ♪ ~だいじな命をまもるために~
基調講演
「突然ですが、みなさんに質問です! 子宮の大きさ知っていますか?
男性のお客さんも多いので男性に聞いてみましょう」
と、会場の男性にマイクを向けると
男性: 「たまごくらいの大きさです」
村上: 「なんと!一発目で正解が出てしまいましたー。 あと2、3人に
    聞く予定だったのにー。なんで知ってると?」
男性: 「医学生です」
村上: 「しまったー。医学生に聞いちゃったー。そりゃ知ってるよねー」
なんて話から始まりました。
ステージに戻り、準備していた たまご を片手に、
「妊娠前の子宮の大きさは、7cmくらい。 たまごくらいの大きさです。」
子宮の大きさ
「子宮の筋肉は、人間の体の中でもっとも伸縮自在です。」
「次の命につなぐ大事な子宮。その子宮が今、ピンチを迎えています。」
「日本では最近、若い人、特に20代の女性では、
 2000年以降急激に増えています」
「私は5年前、テレビタミンの取材を通じて子宮頸がんを知りました」
と、取材の様子をまとめた動画を流しました。
会場では、涙を流されている方がたくさんいました。
その動画は、
子宮頸がんの検査を伝える取材の中から、自身に子宮頸がんが見つかった。
手術をしたこと。
定期的な検診をしていたので、早期のがんで簡単な手術で済んだこと。
「がん」と診断されてから手術まで不安な日々を過ごしたこと。
不安の中から周りの人に支えられ、それが力になったこと。
支えが力に
「私の伯母は、子宮頸がんが見つかったときはすでに末期でした。
 手術もできない状態。 腰が痛いなーと思っていて、
 60歳で出血があり、「あらーまた生理がきたー」って言っていました。
 男か女かわからないくらいガリガリに細くなった伯母が、私の手を握り
 「なんねー美香は。こぎゃん痩せてから。自分ば大事にしなっせ」
 
 そして伯母は亡くなりました」。
 
 伯母はずっと検診をしていませんでした。
「私の幼馴染は3年前、40歳でクーポンが来たので、
 12年ぶりに子宮頸がんの検診を受けたところ、がんが進行していて
 子宮を全部取ってしまうという悲しい結果になりました。」
 二人とも、早期で発見していたら、
 命や子宮を失うことはなかったのです。
 そして現在、たくさんの女性達が子宮頸がんと闘っています。
伝えたい
 
 末期のがんで苦しんでいる人たちは
 定期的な検診をしていなかった人がほとんどです。
 私は、検診で自分の子宮や命を守ることが出来ました。
 だから、知らない人に伝えたいと思いました。
と話しました。
次回のブログでは、田代医師を交え、
子宮頸がんのことを学んだ様子をご紹介します。
田代医師