Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
AED(自動体外式除細動器)は、誰でも使えます。
学校や職場など、みなさんのまわりでも講習会が行われる機会も
増えていますよね?
写真は、医療用の除細動器 (Defibrllator) です。
心室細動や心室頻拍などの不整脈に対し、電気的な刺激を与え、
乱れを戻す医療機器です。
12月28日(土) 熊本大学医学部附属病院にて
内科救急・ICLS講習会 (JMECC) が行われましたので取材に来ました。
昼食中も講演やディスカッションをしながら、
8時間半もの間、「内科医による救急医療」の講習会が開かれました。
JMECC(ジェイメック)日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会は、
熊本での開催も今回で2回目となりました。
日本内科学会が、専門性の高い大学病院の内科医師にも
総合的な救急医療を学んで身につけてもらおうと、
参加した医師たちは、気管支ぜんそくや急性脳卒中などに
見立てた救急患者の呼吸や脈を確認し、
心肺蘇生や、
バイタルチェック、
血液の状態確認やレントゲン、
除細動器の使用など、
インストラクターがパソコンを操作して、心停止時のみならず、
実際に起こりうる急変した状態を作り、
シミュレーション用のマネキンを使って、
内科救急の大切さを学んでいました。
私も先日 BLS (Basic Life Support / 一次救命処置)の
ヘルスケアプロバイダーを更新しました。
これは、
救急車が来るまでの間に私たちに助けられる命があることを学びました。
今回の講習会では、その先。 二次救命処置のやり方などの
お話が聞けました。 熊本での開催も2回目でしたが、
内科医がいかに救急医療への取り組みを行っているのかがわかりました。
熊大 小島先生をはじめ、
講習会中に取材にご協力いただきありがとうございました!