Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
熊本市中央区神水にある くわみず病院 の手術室です。
下肢動脈狭窄の手術 (経皮的血管形成術/PTA) が行われています。
患者さんのご協力のもと、私たち Dr.テレビたんチームも手術室に
入らせて頂きました。 ありがとうございます。
下肢閉塞性動脈硬化症・・・足の血管に動脈硬化が起こり、
血管が詰まったり、細くなったりすることで、足に十分な血液が流れなくなる
ことで発症します。
歩行時に足が痛くなり、病気が進行すること、歩けなくなったり、
じっとしていても足が痛む症状が続いたりします。
最悪、壊疽(えそ)により、下肢の切断にもつながる病気なんだそうです。
下肢閉塞性動脈硬化症は、触診や問診などで、
比較的発見しやすいそうです。
検査を行い、動脈硬化が進行している場合、くわみず病院 では
造影剤を使用したカテーテルでの手術を行います。
細い管(カテーテル)を血管の中に通します。
狭くなっている血管まで、そのカテーテルをどんどん送り込んでいきます。
細くなっているところまでカテーテルが、
進んだのを確認できたら、
バルーンをふくらませて、血管を広げます。
血管が広がったら、ステントと呼ばれる金属製の網状の管を入れて、
固定することで、再び血管が詰まるのを防ぐことができます。
写真の右側が、カテーテル手術前の狭窄した状態です。
写真の左側は、バルーンやステントで血管を広げた後の状態です。
番組では、カテーテル治療について、
松本先生に詳しくお聞きしましたよ。
番組は 21(土)ごご1時半から放送です!!
ぜひご覧ください!