次回の放送は2018年929日(土)1630分からだよ!みてね♪

スタッフブログ

松本 龍(まつもと りゅう)のオフィシャルブログ

打ち合わせや番組ロケの裏側、病院からのお知らせなどをご紹介します!

(1) 睡眠障害/いびきの質問答えます。

Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。

 

去る12(土) くまもと森都心プラザで開催された、

  くわみず病院 × Dr.テレビたん 健康フォーラム

   あなたのいびき大丈夫? ~睡眠と健康について~ に多くの方に

お越しいただきまして誠にありがとうございました。

多くの方にお越しいただきました

 

応募の際に 睡眠に対する悩みや質問について募集したところ、

200を超える数が集まりました。

当日、先生方には、頂いた質問の中からスライドを作ってもらい

粂先生 

講演(1) 眠れない夜の過ごし方 「不眠症とは」 

   熊本大学発生医学研究所 准教授  粂 和彦 先生

 

池上先生

講演(2) 自分では気づかない? 「日本人は太っていなくても要注意!」

   くわみず病院 睡眠センター長  池上 あずさ 先生

 

塩見先生

講演(3) いびきと無呼吸の関係 「危険な眠気」

   愛知医科大学睡眠科 教授  塩見 利明 先生

 

 

そして、第2部では、座談会形式で、みなさんからの質問に答える

みんなで考えよう!! 「ぐっすり眠って健康になる方法」 を行いました。

座談会 

そこで答えられなかった質問など、おさらいも含め、

くわみず病院 睡眠センター長の池上先生にお聞きしましたので、

池上先生

このスタッフブログで数回に分けてみなさんにご報告致します!!

 

 

<60代男性 (自営業)の方からの質問>

Q1. 睡眠時に1分程の無呼吸が何回もあり、病院に行きました。

  CPAPで治療をしていましたが、効果がないので止めました。

  やはり続けた方が良いのでしょうか? CPAPをしていると寝苦しく

  さらに睡眠が浅くなって悪循環になる気がします。

  他によい方法はないでしょうか?

 

A1. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療には、CPAP以外に、

  マウスピース(口腔内歯科装具)もあります。条件はご自分の歯を

  お持ちの方(特に奥歯)です。 マウスピースは、顎関節症の方は不適です。

  顎を前方に動かすので、顎関節症を悪化させてしまいます。

 

  CPAPで寝苦しい理由の一つに、鼻炎などによる鼻閉があります。

  鼻閉の治療をまずはされた方が良いでしょう。

  CPAPのマスクが合っていない、空気の量がうまく調整されていないなども

  ありますので、ご相談ください。

 

 

 <20代女性 (パート・アルバイト)の方からの質問>

Q2. 「いびきがすごい」とよく言われます。どうしたら良くなりますか?

   治療にはどれくらいの時間がかかるのかを知りたいです。

   また、うつ病と診断されていて不眠なのですが、それも「いびき」に

   関係ありますか?

 

A2. 20代の女性では、よほど太っていない限り、

   睡眠時無呼吸症候群(SAS)は少ないです。いびきは顎が小さいとか、

   後退しているとかでよく見られます。いびきだけならマウスピースで

   十分ですが、保険適用は AHIと呼ばれる、1時間以内に

   無呼吸数と低呼吸数を合わせた数が、5回以上という要件を満たさないと

   いけません。

 

   睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易モニター検査は、自宅ででき

   3割負担で、2,000円程度です。

   病院で一泊入院し検査する PSG(終夜睡眠ポリグラフ)検査は、

   3割負担で、25,000円~30,000円程度です。

 

   睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、「うつ状態」になることがありますので

   多いに関係があります。

  

 

<40代男性 (会社員)の方からの質問>

Q3. 検査してみたら、1時間あたり15回呼吸が止まっているとの診断でしたが、

   保険はきかないとの事でした。自分はきついので治療したいのですが、

   どうしたらよいでしょうか?

 

A3. CPAP治療への保険適応は、AHI (1時間あたりの無呼吸数+低呼吸数)は

  20回以上ですが、最近できた循環器ガイドラインでは、高血圧症などの

  循環器疾患がある方のCPAP保険適応は AHI 15回以上となっています。

  ご相談ください。

 

 

 <50代女性 (会社員) の方からの質問>

Q4. 無呼吸の時間は最大どれくらいが危険なのでしょうか?

   

A4. 10秒以上は何秒であっても危険です。

   酸素飽和度が下がってきますが、

   体重が多い程、酸素飽和度の下がりも大きくなります。

 

 

 <40代女性 (パート・アルバイト)の方からの質問>

Q5. 睡眠時無呼吸症候群ではなくても、「いびき」の程度で、

  もし女性が「妊娠」していた時、早期流産(稽留流産など)につながる

  可能性はあるのでしょうか? また、いびきの程度で、普通の睡眠時と

  比べて、酸素の供給量はどのくらいになるのでしょうか?

 

A5. いびきと流産の関係は、いびきだけなら通常、「低酸素血症」をきたさない

  ので、流産とは無関係ですが、ある程度重症の睡眠時無呼吸症候群(SAS)

  であれば流産とは多いに関係が出てきます。たいてい、肥満でSASの方に

  危険性があります。 また、いびきで低酸素血症になるかどうかですが、

  単なるいびきだけなら、低酸素にはなりません。無呼吸を伴ういびきであれば

  低酸素血症になります。低酸素血症の程度はその方の肥満度に関係します。

 

 

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