Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
10月15日(土) くまもと森都心プラザ5階のプラザホールで
日本ヒューマンナーシング研究学会 学術集会が開かれました。
嶋田病院 理事長の 嶋田先生です。
嶋田先生の講演前に撮って頂きました!
会場の受付は嶋田病院のスタッフのみなさんです!!
ホール前には、
ダイエットモードに設定されたマッサージ機も置いてあり、
私は特に関係ない話ですが・・・、
乗ってみました(笑) すごい振動でしたよ!
さ! ホールの中に入ってみます。
基調講演 静岡県立大学大学院の紙屋先生による
「意識障害 および 重度生活障がい者における生活再構築と
尊厳にむけた看護技術」 についての発表があっていました。
QOL(生活の質)の向上から、尊厳の時代になり、
看護の未来は新しい人との出会いであると、
看護師のみなさんへエールを送られていました。
続いて、嶋田先生です。
特別講演 「透析患者における意識障害・廃用症候群患者への
生活行動回復看護技術(NICD)の意義」 というテーマです。
一説によれば、
「年齢 割る 10」の病気を持っていると言われているそうです。
高齢のうえに、透析患者ともなれば、年齢 割る 10どころではない
多くの「合併症」を抱えていて、心脳血管障害は必ずと言っていいほど
その中に入ってくるそうです。
透析中は寝ているので、患者さんはこれまで、仰向けでテレビを見るか、
寝るかしかできなかった。
これを、嶋田病院の看護師たちから
「用手微振動」を取り入れたいと話が出てきて、取り組むようになったそうです。
工夫して、透析中も仰向けだけでなく、横向きも可能になり、
電動マッサージ機を使うのではなく 「手当て」 という行為を介すことで、
患者さんとのつながりや、病める人に尽くすこと、
「看護の基本と本質」が生まれるとお話されていました。
この用手微振動は、基調講演された、紙屋先生らが発案されたそうで、
もともとは関節や筋肉の拘縮予防や改善を目的に行われていたのを
自然排便を促す効果が2次的に出てきたので、透析患者さんの
合併症の一つでもある便秘への対策としても行うようになったそうです。
先日、亡くなられた スティーブジョブズ氏の言葉、
「技術が教養や人間性と結びついてこそ、人の心を動かすことができる」
そして、マザーテレサの言葉、
「与えることは与えられることだ」
を紹介され、講演を聞いている 看護師のみなさんに
「周りの人を幸せにしてください」 と お話されていました。
私も非常に勉強になりました。
そんな嶋田先生のもと、日々研鑽されている嶋田病院の
看護師の方やスタッフの方と一緒に記念写真を撮って頂きましたよ!!
看護師 ・ 臨床工学技士 ・ 薬剤師 を求人募集されていますので、
面接希望の方など、詳しくは 嶋田病院まで連絡してください!!
096-324-3515 (担当: 事務長 岡さん)
分院の嘉島クリニックは、11月7日(月)新築移転します!!
またスタッフブログでもご紹介致します! おっ楽しみに♪