Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。
心臓マッサージのやり方とAEDの使い方を
「くまもとハートの会」 のみなさんと一緒に多くの方に伝えています。
昨年、AEDの体験コーナーをやった際は、
「AED体験しませんか?」 と声をかけても、
「いや、いいです」 とか 「救急隊員の人がするでしょう?」 と
遠慮される方が多かったのですが、今年は違う。
「あ、AEDやってるー。ちょっとやっていこう」とか
「学校関係者なんですけど、教えていただけますか?」とか
「骨折してますが、片手でできますか?」 など
ほかにもグループホームにお勤めの方、保育士の方、
中には、おばあちゃんが、「私が倒れたときはあんたがしなっせ!」と
お孫さんと一緒に勉強されたり、熱心な方が非常に多かったです。
先日、サッカー選手の方がお亡くなりになりました。
それで、サッカーをやっている方の親子や先生方も非常に多かったです。
救急車がくるまでの 5分~6分の間、あなたにも救える命があります。
まずは、意識を確認し、意識がない場合、
周りの人に声をかけます。 このほんのちょっとの勇気が大事です。
「あなた、救急車を呼んでください!」
「あなた、AEDを持ってきてください!」
AEDは、 学校や病院のほか、スーパーやマンションにある場合もあります。
このステッカーが貼ってある場所を、ぜひ意識していただきたいと思います。
救急車や、AEDが到着するまでの間、
まずは、心臓マッサージ。
左の乳首と右の乳首の間(真ん中)を、手のひらで、
1分間に100回のリズム(わりと早めですね)で押します。
AEDが到着したら、AEDを装着し、電気ショックを与えます。
(電気ショックが必要なくても、意識がなければ心臓マッサージを
続けてください)
心臓マッサージやAEDを使用する際、
女性の場合はブラジャーははずしてください。
AEDは一度装着したら、はずすことなく
心臓マッサージを続けてください。
詳しくは、 「くまもとハートの会」のホームページにも書いてあります。
あなたにも救える命がある。
ほんのちょっとの勇気を!!