Dr.テレビたんスタッフブログ

(4)済生会 放射線治療「トモセラピー」

Dr.テレビたんリポーターの 吉田 恵理です。

リポータの吉田恵理です

 

 

 

!!

 

 

 

Dr.テレビたん担当の 松本 龍です。

番組ロケで 済生会熊本病院 の 外来がん治療センターに来ています。

外来がんセンター

 

さてさて、リポーターの吉田さんの後ろにあるのが

最新鋭の強度変調放射線治療装置 「トモセラピー」と呼ばれるものです。

CT?

「トモセラピー」とはどのような放射線治療機器なのか、

医師の西村先生に話を伺いました。

西村先生

 

これまでの放射線治療は、悪性腫瘍だけでなく、

正常な組織にも同量の放射線を照射していたため、がん組織以外の

正常細胞にもダメージを与えてしまう問題があったそうです。

 

 

 

このトモセラピーは、強度変調放射線治療といって

放射線の照射角度によって強度を変え、悪性腫瘍には十分な放射線が

あたり、正常組織へはごく少ない放射線しか当たらない治療が

可能になったそうです。

 

 

 

始め見たとき、「CTみたいだなー」と思いました。

CT?

 

 

 

そうなんです。このトモセラピーには「CT」もついているので、

放射線を当てる前に、トモセラピーでCT撮影を行って、がんの病巣の

位置を特定してから放射線照射を可能としています。

 

 

頭から足まで「らせん状」に必要な箇所に放射線をあてていくので、

これまで何回かに分けて行っていた放射線治療を一度で行うことが

可能になりました。

がんが数か所に転移している場合でも一度に治療を行うことができるのです。

 

 

患者さんは台に寝て20分から30分放射線治療をするだけです。

副作用が軽減できるので、95%以上の患者さんが「外来」で治療

されているそうです。

 

 

・前立腺がん ・肺がん ・転移性肝腫瘍 ・肝臓がん

・がんの骨転移の患者さんの治療が多い傾向にあります。

 

 

トモセラピーの治療が可能かどうかは、診察や検査でわかりますので

詳しくは 済生会熊本病院 096-351-8000 までお問い合わせください。

 

 

 

 

坂本淳子さん

明日のブログでは、16年前に悪性リンパ腫を患い、「余命3ヶ月」を

宣告されながらも、済生会熊本病院を中心に治療を続け、

今年の2月に開設された「がんサロン・なでしこ」の世話人を引き受けられた

坂本淳子さんとの話をお伝えします!

 

 

 

番組は30(土)ごご5時から。 おっ楽しみに~♪

 

 

 

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