Dr.テレビたんスタッフブログ

(4)閉塞性動脈硬化症とは? 熊本中央病院

Dr.テレビたん担当の松本 龍です。
6/29(土)放送の番組Dr.テレビたんで「熊本中央病院」をご紹介しました。

熊本中央病院の循環器内科の枠を越えた取り組み。続いては「閉塞性動脈硬化症」です。
西嶋医師にお話を伺いました。

 

 

 

 

 

 

「閉塞性動脈硬化症」は足の血管が動脈硬化によって細くなって血流が悪くなる。血流が悪くなると足先に酸素や栄養がいかなくなってきて重症になると潰瘍や壊死になる。

 

 

 

 

場合によっては足首から上を切らないといけなくなるこの病気。
「閉塞性動脈硬化症」は血液中の「悪玉コレステロール」が増えることで「脂質プラーク」がたまっていき、徐々に足の血管が狭くなり血行不良になる結果、血栓ができやすく血管の狭窄や閉塞を起こすことになります。

 

 

 

 

 

 

どんなに小さな症状でも、この4つの症状にあてはまれば注意が必要との事でした。

 

足の血管が詰まりやすくなっている方は、同じ血管病の心臓においても「狭心症」や「心筋梗塞」、頭の血管では「脳梗塞」といった怖い病気にあるので、心臓や頭の血管の病気もしっかり調べていたほうがよいとアドバイスされました。

 

 

「閉塞性動脈硬化症」は足の血管の病気だがリスクとしては糖尿病や腎臓が悪い方も多い。そこで循環器内科、形成外科、内分泌代謝内科、腎臓科などいろんな診療科で診ていくことが多いので、熊本中央病院では「総合血管の外来」で診療できるような体制をつくられました。足の血管が気になる方は全身の状態も調べることに取り組んでほしいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

番組動画もアップされていますので、ぜひご覧ください!!