Dr.テレビたんスタッフブログ

(4)大動脈瘤ステントグラフト内挿術

Dr.テレビたん担当の松本 龍です。

27(土)ごご4時から放送の番組Dr.テレビたんのロケで

済生会熊本病院に来ています。

 

番組では大動脈瘤のステントグラフト内挿術について

実際の手術の様子を交えてご紹介致します。

 

大動脈瘤とは動脈硬化などの影響で大動脈の一部が瘤のように膨らんでしまう状態のことです。

普段は、無症状ですが膨らんだ瘤が破裂すると、激痛と共に体内で大出血がおき、病院に搬送される前に死亡することもある病気なので、瘤が破裂する前の治療が必要です。

 

一般的には、胸を開き、心臓を止めて瘤ができた部分を人工血管に置き換える手術を行いますが、

 

 

 

対してステントグラフト内挿術は、脚の付け根の小さい傷から心臓を止めずにカテーテルを使って人工血管を挿入します。

 

 

 

大動脈瘤の入口を塞ぐことにより破裂を防ぐというものです。

 

 

 

 

 

 

手術の時間も短く、翌日から歩行が可能になるそうです。

 

 

 

 

 

番組では、心臓弁膜症や大動脈弁狭窄症の治療に用いる 「TAVI」についても紹介します!

 

放送は27(土)ごご4時から! ぜひご覧ください。