Dr.テレビたん担当の松本 龍です。
日本の透析患者は年々増え続けています。
熊本県でも例外ではなく、糖尿病やCKD(慢性腎臓病)が原因で
腎不全となり、人工透析を受ける患者が多い現状なのです。
阿蘇市内牧にある「阿蘇温泉病院」
こちらには透析センターがあり、透析治療における充実した医療体制が整っています。
透析治療を専門とし日々、患者の診療にあたっているのが下村貴文 総院長です。
阿蘇温泉病院の透析治療についてお聞きしました。
透析治療のほとんどが血液透析いわゆる人工透析をされています。
血液を体の外に出して機械を通してキレイになった血液を戻します。
週に2~3回、4時間~5時間かけて行われています。
熊本地震の影響もあって人工透析を受ける患者さんが増え、現在ではおよそ140人の患者さんが人工透析を受けています。
阿蘇は観光で来られる人も多いため、阿蘇温泉病院の透析センターでは
人工透析が必要な患者さんを臨時的に受け入れる「旅行透析」や、
「里帰り透析」も行っています。
人工透析を受けるためには、十分な血液量を確保するために「シャント」と呼ばれる動脈と静脈を1つにした血管を作製する必要があります。
このシャント血管作製の手術も阿蘇温泉病院で行っています。
阿蘇温泉病院のように人工透析だけでなく、シャント血管に対する手術まで行える病院は県内でも限られています。
12/23(土)ごご4時から放送の番組Dr.テレビたんで
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