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KKT医療ナビ Dr.テレビたん

【済生会熊本病院】市民公開講座を開催しました

2017年6月16日00:14


6月10日(土)「不整脈治療で寝たきりを予防しよう」と題し、
市民公開講座を開催しました。
当日は400名以上の来場があり、当院循環器内科医師の奥村先生、古山先生から
「不整脈にはどんな種類があるの?」といった不整脈の全体像から、
「不整脈から脳梗塞が発症!?最新のカテーテル治療とは?」といった合併症や治療方法まで、
「不整脈と寝たきり(脳梗塞)」について詳しく講演頂きました。

脳梗塞の中でも重症化しやすい「心原性脳塞栓症」。
1度発症すると社会復帰できるのはわずか3割と、半数以上が生活に支障を来す後遺症が
残ってしまう病気です。
その心原性脳塞栓症の原因で最も多いのは心房細動(不整脈の一種)で
あることから、「心房細動の早期発見」が寝たきりを防ぐ重要なポイントです。
心房細動は自覚症状が出にくいため、早期発見には自分で毎日脈をとることが
一番簡単なやり方です。
会場でも脈のとり方を実演し、参加者の皆さんからは「早速今日から習慣にします」と
いったお声をもらいました。

日頃から脈をとり、異変を感じた場合にはかかりつけ医や内科を受診し、心電図を測ります。
そこで不整脈と診断されたり、手術などが必要と判断された場合は、
専門の医療機関を紹介されます。
もちろんかかりつけ医と紹介先の病院との間で、紹介状や検査情報のやりとりがなされ
患者さんに最善の治療が選択されます。
済生会の場合、手術後の服薬管理等は紹介元のかかりつけ医に行って頂く場合が多く、
地域内での医療間連携・機能分化の必要性についても話がありました。

後半のパネルディスカッションでは同院で1年前に手術をされ現在再発もなく元気に過ごされる、
元患者の方も参加され、当時の自覚症状や治療の様子、現在の活動についてお話頂きました。
講演終了後には、AEDの操作説明会や心電図の展示などを行い、
皆さん積極的にご参加頂きました。

今回の講座内容は済生会のホームページや、6/22(木)のリビング新聞、
7/29(土)放送のKKTDrテレビたん等で紹介される予定です。


不整脈_2017.jpg
脈のとり方:
手首の内側の親指側に3本の指をあて脈をとります。
秒針のように規則正しく打っていれば正常。
脈がとんだり乱れたり、早くてとりづらい場合は不整脈が疑われます。
かかりつけ医へ相談しましょう。

済生会市民公開_2017.jpg

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