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KKT医療ナビ Dr.テレビたん

2016年5月の記事

【高野病院】NISの患者の皆様へ

2016年5月18日15:27
大腸肛門病センター高野病院です。


全国のNISの患者の皆さまへ

―熊本地震で被災された方へー

熊本地震で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

NIS(神経因性骨盤臓器症候群)は、原因が分からず長年悩まれておられる方が多く、 これまで全国で約5,000名の方が来院されており、今回の熊本地震で被災された方もおられると思います。

NISはいくつかの症候が組み合わさって出現します。代表的な症候としては肛門の働きや感覚の異常(便・ガス漏れなど)、直腸の働きや感覚の異常(排便困難、残便感など)、腹部症状(腹痛、腹満感など)、腰痛、尿が出にくい・漏れる、排尿困難、排尿時痛などです。 災害による不自由な生活やストレスなどで特に疼痛や排便障害(糞便栓塞)などの症状が悪化することがあります。

 

悪化を防ぐ生活

・睡眠を十分とる
 (出来るだけよく寝ることです。避難生活や余震などで夜に長く睡眠時間を取ることが出来ない場合は、こまめに体を休ませてください。)

・ 食事をなるべく規則正しく十分とる
 (災害時は食事が偏りがちになるので食物繊維を含む野菜・果物や乳製品を摂るようにする。例えば皮をむくだけで摂れるバナナやみかん、また野菜ジュースなどもよい)

・ トイレを我慢せず行く
 (食後など決まった時間にトイレに行くようにすることで、排便状態を整える)

・ 体を動かす
 
(避難生活は緊張で自然に体が固くなりがちです。また、長い間同じ姿勢でいないようにしてください。トイレや食事を取りに歩くのも運動になります。軽い動作やストレッチ、ラジオ体操、お腹を揉む便秘体操なども心掛けて行うようにする)


大腸肛門病センター高野病院の大腸肛門機能科では診療を平常通り行っております

症状がひどくなった方がおられましたらご遠慮なくご相談ください。
NIS 担当医:高野正博 水・木(午前8:30-11:30)

ご相談窓口:NISコーディネータ吉川

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